学びのフレンドリースペースで、ミニ夏祭りを行いました!
チャイルド・ファンド・ジャパンは、4月から、外国にルーツをもつ子どもたちの補習教室「学びのフレンドリースペース」を開催しています。毎週、ボランティアの学習サポーターと一緒に、子どもたちが楽しく学んでいます。
先日のフレンドリースペースでは、通常の補習教室ではなく、ミニ夏祭りを開催。子どもたちに日本の文化を体験してもらいました。
はじめに行ったのは、浴衣の着付け体験。色も柄も様々ある中、それぞれの子どもたちに似合うものを着付けていただきました。
ほとんどの子どもたちは浴衣を着るのが初体験。少し歩きづらさも感じていたようですが、日本の伝統的な服装を楽しんでくれたようです。
浴衣の着付けのあとは、お面やうちわづくり。紙皿を切り、そこにネコやキツネ、花火など、思い思いの絵をかいて作りました。お父さん、お母さんも参加し、子どもたちに負けないほど夢中になって力作を作ってくれました。
さらに、紙飛行機飛ばし大会、輪投げ大会も開催。特に輪投げは、なかなか入らず子どもたちも必死になって取り組んでいました。
そして、最後に行ったのは模擬屋台でのお買い物ゲーム。職員や学習サポーターの自宅から文房具を持ち寄り、 おもちゃのお金を使って買い物の体験を行いました。買い物は日常生活に必須のシーン。生活に役立つ日本語を学ぶ場にもなりました。
外国にルーツをもつ子どもたちが直面している課題は、日本語という言葉の壁だけではありません。なじみのない日本の文化や慣習もその一つです。チャイルド・ファンド・ジャパンでは、こうした日本の文化を体験する機会も適宜設け、子どもたちが日本での暮らしに適応していくことができるように、これからも支援していきます。