あなたの支援が
子どもが
貧困の連鎖から
抜け出す力に

1日33円からスラムで生きる子どもを支援


ボイス・サポーターになる

私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、約50年にわたり、途上国の子どもへの教育支援を行う、認定NPO法人です

私たちは、教育を中心に、途上国の子どもたちへの支援を行う国際協力NGOです。

「すべての子どもが、希望をもって生きることができる社会をつくりたい」

この思いのもと活動を続けています。

これまでの活動実績

約50年間に渡って、フィリピン、ネパール、スリランカで3万人以上の子どもたちを支援

世界のチャイルド・ファンド全体で70カ国以上の子どもを支援。ウクライナ緊急支援なども実施

公益性が認められ、東京都から認定NPO法人に認定外務大臣賞も受賞。

ご支援、ご協力の実績

これまでに、26,000人以上の個人の方、3,300以上の企業・団体からご支援、ご協力。

テレビ朝日、NHK、読売新聞など、メディア掲載多数。

事務所のある東京都杉並区の行政と連携。外務省の助成金を受諾した事業も実施。

支援の受け手から担い手へ

~国際協力を始めた私たちの歴史と思い~


私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、もともと、国際協力を行う団体ではありませんでした。活動を始めた第二次世界大戦後は、海外からの資金援助を受けて、日本の戦災孤児の支援を行っていたのです。

転機となったのは1975年。高度経済成長を経て、日本の環境が大きく改善されたのを受け、

「これまでの善意を途絶えさせず、今度は私たちが、海外の貧しい子どもたちを支援する」

この決断が私たちの国際協力の始まりです。

「支援の受け手から担い手へ」と変わっていった私たちは、支援をする側、される側という立場を越えて、「お互いに支え合う」国際協力を大切にしています。

はじめまして。
チャイルド・ファンド・ジャパンの
石田と申します。

突然ですが、あなたは
「フィリピン」と聞いて
どんなことを思い浮かべますか?

スーパーに並ぶバナナ、セブ島のビーチ。
オンライン英会話を思い浮かべた方も
いるでしょうか。

私たち日本人とも
関わりの深いフィリピン

ですが、そのフィリピンに、
26万人が暮らす巨大な「スラム」
あることをご存じでしょうか?

今日は、私がそのスラムで
目の当たりにした
現実をお話しさせてください。

発展の影にひそむスラム街

高層ビルが立ち並ぶ首都マニラ。急速に発展する都市の姿を横目に、私は近郊にあるスラム街へ向かいました。一歩足を踏み入れると、そこには家屋などが密集する混沌とした世界が広がっていました。

海が隣接するこの地域。多くの人が水産業で生計を立てていますが、最低賃金の四分の一になることもあるほど低収入。「スカベンジャー」と呼ばれる、ゴミで生計を立てる人もいます。

地域の様子とフィリップくんの家(音声はありません)

私が訪れたのは、10歳の男の子フィリップくん(仮名)の家。2階建ての家に暮らしていますが、その家は彼らだけものではありません。1つの家を、3つの家族で使っているのです。

フィリップくんたち6人家族が暮らすスペースは、わずか4畳半。トイレやシャワーはなく、部屋の一角にドラム缶を置き、濁った雨水を生活用水として貯めていました。

タクシーが向かった先は…
搾取される女の子

厳しいのは住居や家計だけではありません。とりわけ女の子にとっての大きな問題が性被害です。

同じスラム街に暮らす女の子クリステルさん(仮名)。「学校に通うための文房具を買うお金もないの」と話す彼女は、学校に行けていません。

16歳だったある日、彼女は友達にこう言われたそうです。

「男の人と会ってデートすれば、お金をもらえるよ」

「家計を少しでも助けたい。」そう考えたクリステルさんは、その誘いを受け、タクシーに乗りました。しかし、

「ホテルに行くなんて、知らなかったんです…」

性被害によるトラウマで、彼女は外に出られなくなってしまったそうです。

フィリピンの子どもたちが直面している困難は
これだけではありません。

フィリピンでは、110万人の子どもたちが働いているとされ、その中でも68万人は、子どもの健康や成長に有害な「児童労働」に従事しています

※Philippine Statistics Authority

子どもへの暴力が深刻なフィリピン。調査では、80%の子どもが暴力を受けた経験があると答えていて、さらに、年間で17,000件もの事案が報告されています。

※National Baseline Survey on Violence Against Children

子どもの性的画像を大人がネットで売るライブ配信する。こうした性被害が世界トップレベルに深刻です。年間47万人もの子ども、特に女の子が巻き込まれています

※Scale of Harm

それでも夢をあきらめない。
子どもたちが語る希望の「声」

辛い話ばかりで、悲しい気持ちにさせてしまったかもしれません。ですが、これが今もこの現代に起こっている現実なのです。

しかし一方で、私は、子どもたちに直に接して、その優しさや力強さにも触れることがでました

先ほどお話ししたフィリップくん。「将来は、この国を守るような仕事をしたいんだ」と、力強い声を聞かせてくれました。

性被害にあったクリステルさんも、「仕事について、家族が貧困から抜け出せるようにしたい。」と話します。

自分自身が過酷な環境にあるにもかかわらず、まわりの人を、家族を思いやる優しさにあふれた声に、私は心を動かされました。

フィリップくん、クリステルさんだけではありません。

同じスラム街で暮らす男の子ケビンくん(仮名)。学校で成績優秀のメダルをもらうほど勉強をがんばる彼は、わずか8歳ながら、こんな希望にあふれた声を聞かせてくれました。

「僕は"教育"からすべてが始まると思ってるんだ。」

こうした子どもたちの声を聞いて、私は思いました。

「生まれた環境は過酷だけれど、子どもたちはそれを乗り越える思いや力強さをもっている。子どもたちのもつその思いや力を支え、未来の可能性を守りたい。」

過酷な環境でも
力強く生きる子どもたちを
一緒に支えて
いただけませんか?

ボイス・サポーターになる

子どもの
今と未来を守る
チャイルド・ファンド・ジャパンの支援

子どもたちは、厳しい環境の中でも、
家族を思い、夢を描き、
日々を懸命に生きています。

「そんな子どもたちの可能性が閉ざされることがあってはならない。」

私たちは、その思いを胸に、
子どもたちへの支援活動を
続けています。

チャイルド・ファンド・ジャパンが考える支援アプローチ

届ける
具体的な支援活動例

これらのアプローチをもとに、
チャイルド・ファンド・ジャパンは、
スラムで生きる子どもたちと地域へ
「教育」と「子どもの保護」を軸とした支援を届ける予定です。

支援によって未来を切り開いた子どもたち

私たちは、約50年にわたる活動の中で、3万人以上の子どもたちへ支援を届け、多くの子どもたちが学校を無事に卒業し、未来を切り開いていきました。

子どもだけではなく、
子どもを取り巻く家族や地域にも変化が生まれています

私たちは、2024年夏より支援を
開始したフィリピンの
スラム地域においても
こうした変化を起こしたいと
考えています。

あなたの支援があれば、
子どもたちの今と未来を、
必ず変えることができます。

一緒に子どもたちの今と未来を
変えていきませんか?

ボイス・サポーターになる

子どもの「声」に
触れながら支援する
ボイス・サポーター

チャイルド・ファンド・ジャパンのボイス・サポーターは、1日33円(月々1,000円)から、自分にあった金額を選んでできる等身大の支援。

フィリピンのスラム地域で生きる子どもを支えるとともに、「子どもレポーター」からの活動報告動画やオンラインツアーを通して、スマホで手軽に、子どもの声や現地の空気を感じることができる、新しいカタチの支援です。

ボイス・サポーターになると

「子どもレポーター」の
動画で支援の様子が分かる

活動の様子などは、現地の子どもたち自身がレポート

支援開始時にウェルカム動画、定期的に活動報告動画をお届けします。現地の文化を紹介する動画もお届け予定です。

子どもレポーター 活動報告動画(サンプル)

オンラインツアーや
活動報告会で
現地を深く知れる

現地とリアルタイムで結ぶオンラインツアーなどにご参加いただけます。旅行では入れないスラム地域を見たり、子どもたちとゲームで交流したりと、現地をリアルに感じることができます。

※現地のネット環境などにより、一部内容が変更になることがあります。

2024年 オンラインツアー ダイジェスト動画

子どもから
アートメッセージカードが届く

現地の子どもがかいた絵のアートメッセージカードをお届けします(年1回)。

※SNSでの投稿・シェアは任意です。

ご寄付の最大約40%が
所得税から還付される

寄付金控除を活用すれば、所得税の還付を受けることができます。

確定申告の時期の前に、一年間の感謝のお手紙とともに、還付申請用の領収書をお送りします。

ご支援者さまの声

実際にご支援いただいているサポーターの方にお話を伺いました

ボイス・サポーター
山下さま

子どもたちの
動画を見て、
支援が届いている
と実感しました。

ボイス・サポーターになると決めた理由を
教えてください。

途上国の貧困問題などに漠然と関心をもっていた中、「スラムの子ども支援」と紹介されていたので、興味をもちました。
一方的にお金を寄付するのではなくて、子どもレポーターの動画を通じて、現地の様子を知れるというところに魅力を感じました。
毎月1,000円から気軽に始められるところも、長期的な支援をする上での決め手になりました。
 

サポーターになって良かったことはありますか?

動画などを通して、現地の子どもたちを身近に感じられることです。また、動画に出ている子どもたちが、自分の支援によってより良い教育を受けられると思うと、支援が実際に届いているんだなと実感します。
 

ボイス・サポーターになることを検討されている方へ
メッセージをお願いします。

動画などから、スラムという環境の中でも、子どもたちが生き生きと生活しているのが伝わってきます。これからも、自分にできる範囲で続けて、地域や子どもたちの成長を見守るのがとても楽しみです。支援を始めるか迷っている方、まずは月1,000円から、一緒にボイス・サポーターをやってみませんか?
 

継続のご寄付をお願いする理由

「どうして継続の寄付が必要なの? 都度の寄付ではダメなの?」

皆さまからよくいただくご質問の一つです。

もちろん、都度のご寄付も大変ありがたいのですが、一方で、来年以降の収入の見通しを立てるのが難しく、支援の内容が短期的になりがちという面もあります。

子どもたちの状況を変えるには、中長期的な支援が必要不可欠です。皆さまからの継続のご支援があれば、中長期的な支援計画を立て、より本質的な支援を届けることが可能になるのです。

あなたもスラムの子どもを継続的に支える仲間になりませんか?

ボイス・サポーターになる

ご寄付の使い道
~あなたの支援でできること~

あなたの支援があれば、様々な支援を届けることができます。

例えば

※1年間ご寄付いただいた場合に届けることができる支援の例です。

※これらの支援は、ボイス・サポーターの皆さまのご寄付とその他のご寄付をあわせて実施します。

※今後、ボイス・サポーターによる支援は、他の地域や国に拡大する可能性があります。その際は、皆さまにお伝えした上で、それらの地域や国の支援にもご寄付を活用させていただきます。

ご寄付の最大約40%が
還付されます!

チャイルド・ファンド・ジャパンは、東京都の認定を受けた認定NPO法人です。

全国にNPO法人は50,000以上ありますが、そのうち認定を受けているのはわずか1,200団体ほどで、約2.5%です。

認定NPO法人であるチャイルド・ファンド・ジャパンへのご寄付は、寄付金控除の対象になります。

最大でご寄付の約40%が所得税から還付され、東京都や杉並区など、住民税の還付も受けることもできる自治体もあります。

寄付額別の還付額
寄付額寄附金控除の
最大還付額
月1,000円4,000円
月2,000円8,800円
月3,000円13,600円
月5,000円23,200円
月10,000円47,200円

※1. 控除の対象となる寄付金額には上限(総所得金額等の40%)があります。
※2. 寄付金控除額には上限(所得税額の25%相当額)があります。
詳しく確認されたい方は、最寄りの税務署にお問い合わせください。

1日33円からの
子ども支援を始めてみませんか?

ボイス・サポーターになる

スタッフの声

「『かわいそう』だけじゃない。
現地の素敵な子どもたちを知ってほしい」

~ボイス・サポーターを立ち上げた私たちの思い~

「開発途上国の子ども」。そう聞いて、あなたがイメージするのはどんな子どもですか?

食べるものがなくやせ細った子どもでしょうか。学校に行けずに働く子どもでしょうか。

私たちスタッフも、支援の必要性をご理解いただくために、そうした「弱者としての子ども」を描くことが少なくありません

ですが、私たちはそこにいつも「もどかしさ」を感じていました

現地の子どもたちは、厳しい中でも、笑顔で友達と遊び、夢をもち、力強く日々を生きています。「そんな子どもたちの素敵な側面をもっと伝えたい」。そう感じてきたのです。

ボイス・サポーターは、そんな私たちの思いから生まれた新しい支援のカタチ

「かわいそうな途上国の子どもと、恵まれた先進国の私たち」という上下関係ではなく、動画などを通して、子どもの素敵な側面に触れながら、「支えあう」支援のカタチです。

あなたもぜひ、ボイス・サポーターになって、一緒に子どもたちを支えてください。

よくあるご質問

月々1,000円、1,500円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円からお選びいただくことができます。お気持ちやご都合に合わせた金額をお選びください。途中で金額を変更することも可能です。

都度のご寄付も大変ありがたいのですが、継続のご寄付をぜひお願いできればと思っております。

皆さまのご家庭でも、毎月一定の収入があることで、安定した生活ができ、将来の見通しをもった人生設計が可能になると思います。

私たちのような非営利団体の活動も同じです。継続的にご支援くださる方がいらっしゃることで、団体の活動を安定して行うことができ、どんな支援をどのくらいの規模で行えるか、中長期的な見通しをもって活動することができます。子どもたちや家族、地域を中長期的な視点で支えることが、子どもたちを取り巻く課題を解決するのには、必要不可欠なのです。

フィリピン・マニラ首都圏の都市スラムで生活する、子どもたちの教育支援、暴力などからの保護、保健・衛生支援などに活用いたします。

また、今後この支援活動は、他の地域や国に拡大する可能性もあります。その際は、皆さまにお伝えした上で、それらの地域や国の支援にも活用させていただきます。

はい。1年間にいただいたご寄付分をまとめて、翌年の1月下旬~2月上旬に領収書をお届けいたします。領収書は、寄付金控除を受ける際の、寄付金受領証明書としてお使いいただけます。

はい。チャイルド・ファンド・ジャパンは、東京都の認定を受けた認定NPO法人です。ご寄付は寄附金控除の対象となり、領収書を使って確定申告していただくことで、最大で約40%が所得税から還付されます。

また、東京都や杉並区など、一部の自治体では、住民税(都道府県民税/市区町村税)の控除も受けることができます。

ご支援の中止や金額のご変更はいつでも可能です。お問い合わせフォーム、メール(inquiry@childfund.or.jp)、お電話(03-3399-8123)等でご連絡いただければ、中止・変更を承ります。再開もいつでも可能です。

最後に

子どもたちの
今と未来を守りたい

このウェブページでは、子どもの「今と未来」を守るという表現を繰り返し使ってきました。その理由を最後にお話させてください。

私たち大人は、「子どもたちは社会の『未来』である」、こういう表現をよく使います。ですが、私たちが守らなければいけないのは、子どもたちの未来だけではありません。子どもたちの、たった一度きりしかない「子ども時代」も含めてではないでしょうか。

今この瞬間にも、学校に行くことを諦めて働きに出る子ども、暴力を受けて体と心に傷を負ってしまう子どもがいます。

そうした子どもたちの「今と未来」を守りたい。私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、そう考えています。

私たちの思いに共感してくださったなら、ぜひ、一緒に子どもたちを守る仲間になっていただきたいと思っています。

あなたのご参加を心よりお待ちしています。