チャイルド・ファンド・アライアンスは、子どもへの支援に取り組む11の団体からなる国際的なネットワークです。
子どもたちが本来備え持つ可能性を実現できるよう、貧困やその原因となっている環境を改善するために、
70ヵ国以上で2,300万人以上の子どもたち、家族とともに活動しています。
チャイルド・ファンド・ジャパンは2005年4月にチャイルド・ファンド・アライアンスに加盟しました。
2002年、子どもを中心とした国際開発を行う11の団体が集まり、
チャイルド・ファンド・アライアンスとして世界的に協働することになりました。
アライアンスは支援を必要とする子どもと家族のために、
共同して課題を解決する活動を行います。
加盟団体の個別の能力および協働した際の能力を高めることによって、
子どものためのプログラムの効果を向上させ、
支援の効率性を高め、加盟団体の影響力を強化します。
アライアンスは、子ども、家族、地域の生活を改善するために
75年以上にわたって加盟団体が行ってきた活動の経験に基づいています。
チャイルド・ファンド・ジャパンの歴史は、第二次世界大戦後までさかのぼります。
アメリカのキリスト教児童基金(CCF)が、1948年に日本の戦災孤児への支援を開始し、
1952年には、社会福祉法人基督教児童福祉会日本事務所が設立されました。
その後1975年に基督教児童福祉会の法人内に国際精神里親運動部が創設され、
2005年にチャイルド・ファンド・ジャパンとなります。
2002年、キリスト教児童基金は関連団体とともに
チャイルド・ファンド・アライアンスを組織し、
チャイルド・ファンド・インターナショナルに名称を変更しました。
かつて日本の子どもたちを支援したチャイルド・ファンド・インターナショナルと、
支援を受けていたチャイルド・ファンド・ジャパンが、
現在はチャイルド・ファンド・アライアンスに加盟する団体として、
ともに世界の子どもたちへの支援活動を行っています。
すべての子どもが権利を享受し、本来備え持つ可能性を実現できる世界。
子どもの権利と幸せを守り、促進するための持続的な解決法を、子どもたちとともにつくりだす。
・すべての子どもたちとその文化への思いやりと敬意
・社会に貢献する確固たる誠実さと責任の強さ
・協働と情報共有の推進
・子どもの権利と夢の実現のサポート
・未来志向
・人々をつなぐ
チャイルド・ファンド・アライアンスに加盟する11の団体の協働指針としてまとめた、2016年から2021年までの5ヵ年の戦略プラン「Toward a Safe World for Children(子どもに安全な世界の実現に向けて)」をこちらに掲載しています。