おにぎりで変わるチャイルドの未来
高校生ボランティア・アワード2017の会場の様子
8月9、10日の2日間、さいたまスーパーアリーナで高校生ボランティア・アワード2017が開催されました。このイベントは日々地道な奉仕活動を実践する高校生の交流・発表の場として、昨年から始まったものです。
今回、広島県にある福山暁の星女子高等学校の生徒会の皆さんから、ボランティア・アワードでブース出展のために使う資料について、お問い合わせがありました。福山暁の星学院の皆さんは幼稚園から高校まで、また生徒会から保護者会の皆さんまで、長年にわたり学院全体でチャイルド・ファンド・ジャパンをご支援くださっています。
ブース内の展示
中学・高等学校の生徒と教員の皆さんは「おにぎり弁当募金」という独自の方法でご寄付を集めてくださっています。毎週1度、お昼のお弁当をおにぎりだけにすることで、おかずにかかるはずだったお金を寄付するという取り組みで、なんと、37年前から続いています。
ボランティア・アワードの当日、会場を訪れると、高校生たちの熱気であふれていました。100校以上ものブースが並ぶなか、「おにぎりで変わるチャイルドの未来」と力強く書かれた大きな文字が掲示されたブースはひときわ目立っていました。
ブース出展を担当されていた中学・高等学校の生徒会の皆さんは、「お腹がすくこともあるけれど、それが貧困の中で暮らす子どもたちの気持ちを理解する一つにもなっている」と話します。ブース内には、37年間の歴史がまとめられた年表や、約9割の生徒がおにぎり弁当は良い活動だと思う、というアンケート結果などが展示されていました。
クイズ!!
生徒会の中谷さんが、ブースに立ち寄った方にクイズを出していました。「おにぎり弁当募金によって集まったお金にはその金額以上のものが込められている。それは何か?」
皆さんは答えがお分かりになりましたか?
答えは…愛情!です!
福山暁の星学院の皆さんが、「おにぎり弁当募金」を通して、世代を超えて愛情を送り続けてくださっていることに、深く感謝いたします。
こちらのページで、「学校として支援する方法」をご紹介しています。