小学校にチャイルドからのビデオレターをお届けしました
1990年よりフィリピンのチャイルドをご支援くださっている、東京都内にあるカトリック小学校を訪問する機会に恵まれました。こちらの学校では小学1年生から6年生まで、各学年でチャイルドを1人ずつご支援くださっています。
今年の4月に入学した児童の皆さんは、「フィリピンのおともだち」としてチャイルドを紹介され、チャイルドに宛ててお手紙を書いてくださいました。そこには、好きな食べ物やスポーツ、将来の夢など小学1年生の皆さんの、フィリピンのチャイルドに対する素朴な質問が書かれていました。今回はその質問に対するチャイルドのお返事をビデオレターとしてお届けしました。
チャイルドからのビデオレターに興味深々
現在は9年生（中学3年生）のチャイルドですが、支援開始当初は小学1年生でした。その頃の写真を紹介すると「わー、かわいい！」と、歓声が上がりました。少し難しいかなと心配していた英語のビデオレター（日本語の字幕付）でしたが、児童の皆さんは真剣な表情で最後まで聞いてくださいました。ビデオが終わって「質問はありますか？」と聞いてみると、すべてに答えることができないほど多くの質問が出てきました。「好きな色はなんですか？」「好きな季節はなんですか？」など、その質問は隣にいるお友だちに聞きたいことと同じであり、フィリピンのチャイルドを遠い国の誰かとしてではなく、身近なお友だちとして思っている様子がうかがえ、とてもうれしくなりました。
チャイルドの好きな食べ物はどれかな？
これから6年間、チャイルドへの支援を通して、児童の皆さんがフィリピンのことや世界の子どもたちのことに関心を抱いてくれることを願っています。