フィリピン、マヨン山の噴火について
1月13日、ルソン島南部のレガスピ市近郊にあるマヨン火山で噴火が確認され、22日、23日にも噴火が起こるなど火山活動が活発化しています。今後、大規模噴火の可能性があるとして、フィリピン火山地震研究所は警戒レベルを上から2番目の4に引き上げ、周辺の5万人以上の住人が避難しています。
マヨン火山のあるビコール地方には、チャイルド・ファンド・ジャパンが現在協働している協力センターはなく、支援を受けるチャイルドや家族に影響はありません。またフィリピン事務所は、過去にセンター40(南カマリネス州)の運営で協働していた協力団体とも早い段階から連絡をとっており、これまでのところ被害がないことを確認しています。
他方、チャイルド・ファンド・アライアンス加盟団体のEDUCO(スペイン)が活動しているレガスピ市やその近郊の地域では被害が生じています。EDUCOは被災状況の調査を実施したうえで、緊急支援物資の配布や、仮設教室の設置などの緊急支援を実施します。詳細はこちらから(英語)。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、今後実施しうる緊急・復興支援に備えて、随時ご寄付を受け付けています。皆さまがお寄せくださるご支援によって、迅速に対応する体制を整え、緊急事態に備えることができています。緊急時に最も脆弱な立場におかれる子どもたちの安全を守るために、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。