校舎完成の竣工式
9月25日、ネパールの支援地域にあるジャナジャグリティ校で竣工式がおこなわれ、日本NGO連携無償資金協力と、皆さまからのご支援により建設された校舎の完成を祝いました。校舎には低学年の子どもたちが学ぶ教室のほか、図書室もあります。また、手洗い場は低学年から高学年の子どもたちみんなが使えるよう、子どもたちの身長に合わせて蛇口の高さを変え、足を洗う場所もあります。
完成した2階建ての校舎
新しい図書室で早速本を読む子どもたち
グラウンドで遊んだ後、教室に入る前に足を洗う男の子
竣工式が始まる少し前に在ネパール日本国大使館吉野一等書記官が到着し、子どもたちが出迎えました。
竣工式には、自治体や政府関係者、ジャナジャグリティ校の児童生徒、保護者や地域の人々約400人が参加しました。子どもたちによる歓迎の歌と踊りから始まり、その後、校長先生や学校関係者からのお祝いのメッセージが続きました。
予想を上回る参加者数だったため、急いでイスを追加しました
復興庁シンドパルチョーク郡代表からのスピーチを聞くチャイルド・ファンド・ジャパン次長松浦(前列左)と日本大使館の吉野書記官(前列左から2番目)
子どもたちのウェルカムダンス
テープカットをおこなう日本大使館の吉野書記官(右)
多くの人に見守られ、2時間の竣工式が無事終わりました。今回のジャナジャグリティ校建設を担当したプロジェクト・マネージャーの滝田は「無事完成できて今はただただホッとしています。校舎完成までの一年間、多くの困難に直面し、苦労もありましたが、いつかこの学校を自分の母校のように懐かしく思う日が来るでしょう。」と話していました。
学校のハザードマップについて、日本大使館の吉野書記官に説明する滝田プロジェクト・マネージャー(左)
日本NGO連携無償資金協力と、皆さまからのご支援により耐震性を強化した校舎を建設することができました。
子どもたちが安心して勉強できる学校づくりは他の学校でもおこないます。
どうぞ引き続きご支援ください!