チャイルド・ファンド・ジャパン

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災害に強い学校づくりプロジェクト 第2期


子どもたちが安心して学べる環境をつくります

チャイルド・ファンド・ジャパンの支援地域であるシンドゥパルチョーク郡は、2015年4月に発生したネパール大地震によって大きな被害がありました。多くの学校で校舎が倒壊、または半倒壊し、子どもたちは壁が崩れた教室や、トタン板でつくられた仮設教室で授業を受けなければなりませんでした。校舎の再建や修復は進んでいるものの、地震から4年以上が経つ今も、まだ支援を必要としている学校があります。さらに、シンドゥパルチョーク郡は、2014年に大規模な地滑りが発生したこともあり、地震に限らず防災の意識向上や体制づくりが必要です。

「災害に強い学校づくりプロジェクト」は、子どもたちが安心して学ぶことができ、また、緊急時においても子どもたちが守られる環境を整えるため、安全な校舎の再建と学校の防災体制づくりを行います。大地震の発生後にネパール政府が設定した新しい耐震基準を満たす校舎や、手洗い場の建設、教室の備品や学校設備の整備を通して、子どもたちが安全に勉強できる環境をつくります。

第1期で建設した学校では、9月25日に竣工式がおこなわれ、学校への引き渡しが無事完了しました。竣工式の様子はこちらからご覧ください。


第1期で建設した校舎

このプロジェクトでは、先生や学校運営委員会のメンバーなどを対象として、災害発生時の子どもへの対応のしかたや、緊急時における子どもの保護についての知識を身につけるための研修を行います。研修のあとは、学校運営委員会が中心となって学校防災計画を策定できるよう支援します。学校が自ら防災計画を作成し、運用していくことで、継続して子どもたちが守られる体制をつくります。


第1期で実施した避難訓練の様子

災害に強い学校をつくり、子どもたちが守られる環境を整えるために、このプロジェクトにご協力くださいますよう、心よりお願い申しあげます。

このプロジェクトに寄付する

*「災害に強い学校づくりプロジェクト」の欄に金額をご入力ください。
*チャイルド・ファンド・ジャパンは「認定NPO法人」として認定されており、寄付金控除が可能です。
*災害に強い学校づくりプロジェクトは、外務省日本NGO連携無償資金と、皆さまからのご支援により実施しています。

災害に強い学校づくりプロジェクト

事業概要 このプロジェクトは、平時だけでなく、災害が起きたときにも子どもたちが守られる教育環境を整えることを目的に実施しています。1校でネパール政府の耐震基準を満たす地震に強い校舎の建設と、教室の備品や学校設備の整備を行うほか、4校で災害の発生時に子どもが守られる体制を整えるための学校防災計画づくりを支援します。
支援対象 ネパール国内におけるチャイルド・ファンド・ジャパン支援地域の公立校(小学校・中学校)に通う生徒、教員、学校運営委員会のメンバー
協力団体 GMSP(Gramin Mahila Srijansil Pariwar:女性や子ども、抑圧されたグループの権利の推進を目指す現地NGO)
助成 外務省日本NGO連携無償資金協力