ミャンマーにおける若者の安全と保護に関するチャイルド・ファンド・アライアンスの声明について
この度、チャイルド・ファンド・ジャパンが加盟するチャイルド・ファンド・アライアンスは、ミャンマーの情勢に関して、若者の安全と保護の観点から以下の声明を発表しました。
私たちチャイルド・ファンド・アライアンスのメンバー団体は、ミャンマーの若者の安全と保護が最優先されることを結束して求めます
2021年3月16日
2021年2月1日、ミャンマーでは、国軍によって国家権力が掌握され、非常事態宣言が発令されました。その後、数週間にわたり、全国で多くの人々による抗議デモが行われています。路上での抗議デモに参加している人々の多くは、子どもや若者であり、平和的に意見を主張しています。
こうした平和的な抗議デモに対し、ここ数日、治安部隊の行動は過激さを増し、死亡したり、重傷を負ったり、逮捕されたりする子どもや若者もでています。
「子どもの権利条約」のもと、子どもや若者は特別な保護を必要とされており、最優先で安全が確保され守られなくてはなりません。
私たちチャイルド・ファンドは、さらなる被害を防ぐため、治安部隊に、平和的な抗議デモを行うすべての人々、とりわけ子どもや若者への絶え間ない暴力を止めるよう強く求めます。
この極めて困難な状況の中、チャイルド・ファンドは、民主主義のためにたたかうミャンマーの子どもたち、若者、その家族、市民社会との連帯を表明します。