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OSECをなくすための署名と要望書を提出しました! 

7月15日(金)、OSEC(子どもへのオンライン性搾取)をなくすための署名と要望書を、野田聖子内閣府特命担当大臣に提出しました。

この署名は、今年2月から5月にかけて、Change.org上で協力を呼びかけたもので、12,000名以上の方からご協力をいただきました。国際協力NGOなど8団体からの団体署名もいただいています。

署名提出には、この活動に当初からかかわってくれている大学生有志とともに、小学生の子どもたち、賛同団体フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもメンバーも参加。大臣へは、大学生有志が中心となって要望内容を説明し、子どもたちからも声を届けました。

要望書では、子どもたちの声を聞く場をつくること、現在法律で使われている用語を見直すこと、画像削除の障壁をなくすことを求めています。当日は、イギリスなど海外での取り組み事例を紹介するなどしながら、これらの重要性や必要性を訴えました。また、子どもの声を聞くという点については、「被害の当事者である子どもや若者の声を聞くことは、子どもの権利を守る上でとても大切だと思う。議員の方と子どもとの対話の機会など、子どもの声を聞く場を積極的につくってほしい」と、強い訴えがありました。

野田大臣は、現在の児童ポルノ禁止法の制定・改正に関わられた経緯もあり、この問題に強い関心を寄せてくださりました。「この問題は子どもに対する『虐待』であり、虐待の中にしっかりと位置付けるべきである」「教育を充実させ、子どもたちの対処能力を伸ばすことも必要」 など、問題解決への前向きなご意見を様々いただきました。

また、「国会でもっと子どもについての議論が行われるように、ぜひ皆さんにもキャンペーンをがんばってもらいたい」「こども基本法が制定され、これから皆さんのような子どもたちの意見を聞く機会も増えると思う。ぜひ活用してほしい」と、団体や子どもたちへの呼びかけもしていただきました。

最後は、大臣と子どもたちとの談笑の時間となり、いまの学校の様子について話したり、音楽や旅行について話したりと、なごやかな時間を過ごすことができました。

署名キャンペーンについては、今回の提出で一区切りとなりますが、OSECの問題を解決していくために、チャイルド・ファンド・ジャパンではこれからも活動を続けていきます。引き続き、皆さま、団体の活動にご協力をお願いいたします。

※提出した要望書はこちら