チャイルド・ファンド・ジャパン

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地元新聞にも掲載!ネパールで子どもにやさしい学校づくりを進めています

チャイルド・ファンド・ジャパンは、ネパールにおいて、「少数民族などの子どもの未来を開く 子どもにやさしい学校づくりプロジェクト」を進めています。このプロジェクトでは、地震に強い校舎建設を行うとともに、「Child-Centered Active Teaching Learning(CCATL)」と呼ばれる、子どもたち主体の授業づくりにも取り組んでいます。

先日行ったCCATLについての研修 は、24名の小学校の先生を対象に3日間にわたって実施。実際にゲームやアクティビティを体験しながら、子ども主体の授業について学びました。研修の最後には、今後のアクションプランを各自作成し、研修で学んだことを確実に実践し、さらに充実させていけるようにしました。

CCATLの研修は、昨年度実施した際も高い評価を得ることができ、実施した自治体において、自分たち自身でこの研修を実施したいと、予算を確保するまでに至りました。今回も、参加した先生から、「3日間の研修でしたが、1ヵ月分学んだかのように内容の濃い研修でした」といった喜びの声が聞かれました。

さらに教材づくりのワークショップ も開催。子どもたちの言語力を高めるための、教室掲示ポスターなどをつくりました。こちらの研修も参加した先生から前向きな声が聞かれ、「こうした掲示資料は、日常的に教室で目にするもので、子どもたちの学習環境の改善にとてもよいものだと思います」といったコメントをもらいました。

さらには、この研修の様子が地元新聞にも掲載 。チャイルド・ファンド・ジャパンの支援を通して実施されたことや、当日の研修の様子が詳しく紹介されました。記事内では、「質の高い教育は、子どもたちの知識を豊かにするだけではなく、子どもたちが暮らす地域や社会の発展のための礎にもなりえるのです 」と、プロジェクト・マネージャー本田のコメントも掲載されました。

プロジェクトでは、今後も先生方への研修や学校の建設を進めていきます。ソフト面、ハード面の両面から子どもたちの学習環境を改善し、子どもたちの未来を開くことができるよう、支援をしていきます。