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フィリピンの都市スラムで子ども支援スタート!スポンサー、サポーター各100名募集

フィリピンのスラムで生きる子どもたちを支える
スポンサー、サポーター各100名募集

チャイルド・ファンド・ジャパンは、2024年7月より、フィリピンのマニラ首都圏に広がる都市スラムにおいて、子どもたちへの支援を開始します。スポンサーシップ・プログラムを通した支援と、新しい寄付プログラム「ボイス・サポーター」を通した支援で、子どもたちに教育支援などを届けます。

スラムという厳しい環境に置かれた子どもたちを支えるため、皆さまの力が必要です。現在、スポンサー100名、ボイス・サポーター100名を募集しています。皆さま、どうかご協力ください。

Child Story from Philippines ―――――

「その日食べるお米が買えないこともあるの。」そう話すのは、マニラ首都圏のスラムで暮らす女の子クリステル(仮名)。

近くの海で漁をするのが、家族の収入源。しかし、売り上げはわずかで、家族の食事を用意するのもままなりません。ふだんの食事は1日に2回だけです。家族の中で学校に行けているのは1人だけ。学用品を買う余裕がなく、クリステルも中学2年生で学校を辞めざるを得ませんでした

暮らしている家は、雨をしのぐことすらできないつくり。同じ地域には、1つの家を3つの家族で分割し、4畳半に6人で暮らしている家族もいます。

ある時、クリステルの友達がある誘いをもちかけます。「男の人と会うだけでお金が手に入るよ。

苦しい家計を助けたい一心で、その誘いにのったクリステル。「ホテルに行くなんて知らなかったの。『食事をするだけだから』って言われたけど、結局…」

事件のあと、外に出ることができなくなってしまったクリステル。「まわりの人が、私のことを『穢れている』って言うんじゃないかと思って」。

社会福祉施設のサポートもあり、今は、徐々に元の生活を取り戻しつつあるクリステル。少しずつトラウマを乗り越え、「いつかしっかりとした仕事について、家族が貧困から抜け出せるようにしたい。」と希望を語っています。


スラムで生きる子どもたちを支える2つの支援

クリステルのように、スラムで生きる子どもたちは、十分な食事が食べられない、学校に行くためのお金がないというだけでなく、暴力や性搾取、ドラッグといった脅威にもさらされています。

私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、子どもたちの成長、教育を支えるとともに、あらゆる暴力から子どもを守るための支援を届けます。

この支援を届けるには、皆さまのお力が必要です。現在、以下の2つの支援について、それぞれ100名の支援者を募集しています。

スポンサーシップ・プログラム

現地の子ども1人と一対一でつながり、毎年の成長の記録などで見守りながら、子どもたちと地域を支援することができます。また、手紙を書いていただくとお返事が届き、フィリピンの子どもからは、年に1回クリスマスカードも届きます。

ボイス・サポーター

月1,000円から、自分にあった金額を選べる子ども支援です。

「子どもレポーター」からのショート動画オンラインツアー、アートメッセージカードなどを通して、子どもたちの“声”を感じながら支援できる、新しい寄付のカタチです。

スラムで生きる子どもたちを守るため、皆さま、どうかお力をお貸しください。