【トルコ・シリア大地震】シリアでの緊急支援、寄付・募金受付を開始しました
以下のページでも情報をお伝えしています。
【トルコ・シリア大地震緊急支援】シリアの現地の状況についてレポートが届きました
チャイルド・ファンド・アライアンスでは、2月6日に発生したトルコ・シリア地震に関して、以下のとおり、声明を発表しました。また、同時に、アライアンスのメンバー団体WeWorldを中心に、シリアの子どもたちへの緊急支援を開始しました。
以下の声明にもあるように、内戦で厳しい環境に置かれていたシリアの子どもたちは、今回の地震でさらなる厳しい状況に置かれています。チャイルド・ファンドでは、現地の初期調査をもとに、衛生キット、携帯用給水タンク、寒さをしのぐための毛布、寝具の配布などの支援を行っていきます。また、今後も現地のニーズに合わせて支援活動を調整しながら続けていきます。
ご寄付・募金の受付もホームページで開始しました。皆さま、シリアの子どもたちを守るため、どうぞご協力ください。
チャイルド・ファンド・アライアンス声明:
シリアとトルコでの地震について
2月6日、マグニチュード7.8の地震がトルコ南部とシリア北部を襲いました。被害は甚大で、3,000人以上が命を落とし、13,000人以上が負傷したと推定されています。今後、この数字はさらに大幅に増加する可能性があります。
建物や生活基盤にも大きな被害が出ており、それが人々をさらなる命の危険にさらしています。冬の厳しい寒さの中、安全とはいえない家に戻るのか、どこか避難できる場所を探すのか、現地の人々は難しい選択に迫られています。
シリアでは、子どもたちや家族が長年にわたる内戦に苦しめられ、住む場所を追われ、生活必需品を得られずに悩まされてきました。今回の地震は状況をさらに複雑化させ、影響は広範囲に及ぶと思われます。
チャイルド・ファンドのメンバーであるイタリアのWeWorldは、シリアで10年以上にわたって人道支援活動を行っており、現在、緊急チームを立ち上げて、現場の状況調査を行っているところです。
スタッフはすでにアレッポで基本的な応急処置の支援を行っており、病院と連携して負傷者への支援を行っています。
チャイルド・ファンド・アライアンスは、被災地の子どもたちやその家族について深刻な懸念を抱いており、被災されたすべての方々にお見舞いを申しあげたいと思います。
今後、数日間、数週間、私たちはWeWorldと緊密に連携し、これ以上の犠牲を出さないために、迅速かつ長期的な支援を行い、子どもたちの保護と健康が優先されるように活動していきます。