フィリピンで手洗いのワークショップなど、保健・衛生の支援を行いました
チャイルド・ファンド・ジャパンは、各支援地域で、保健・衛生の支援を行い、子どもたちの病気を予防し、健やかに成長できるように支援しています。
支援地域の一つフィリピンのオーロラ州では、先月、正しい手洗いの仕方を伝えるワークショップ を行いました。10月15日がユニセフなどの定めた国際デー「世界手洗いの日」で、これにあわせて実施しました。
ワークショップは、子どもたちの定例の集まりの際に実施。合計で441人の子どもたちが参加しました。スタッフから手洗いが衛生習慣の一つとして非常に重要であることを伝えた後、実際に手洗いの実践を行いました。
練習の際には、子どもたちがペアになって実践。ゲームのようなアクティビティも取り入れ、勝った子どもペアには石鹸やタオルがプレゼントされるなど、子どもたちは楽しみながらワークショップに参加していました。
ギマラス州でも衛生のワークショップを開催 し、41人の子どもたちが参加。衛生用品などのイラストと、体のパーツがかかれたイラストを使い、どれがどの部分に使うものなのかを考えながら、衛生についての理解を深めていきました。
これらの活動が終わった後には、「家に帰って兄弟にも教えたい」「学校で友だちに教えてあげたい」と話してくれた子どもたちもいました。チャイルド・ファンド・ジャパンでは、このように、子どもたち自身の衛生に対する意識を高めるだけでなく、家庭や学校などへも衛生習慣を波及させ、地域全体の衛生環境を高め、子どもを守る地域づくりを進めています。