【ご協力をお願いします】クリスマスの時期にフィリピンをおそった台風26号への緊急支援
全壊の被害を受けた家族
12月22日に発生した台風26号(フィリピン名:ニナ、国際名:ノックテン)は、発達しながら西に進み、25日に非常に強い勢力を保ちながらカタンドゥアネス州に上陸しました。ビコール地方を中心に大きな被害をもたらし、これまでに少なくとも6名の死者が出ていると報道されています。
BBCによる動画や画像がこちらから見られます。
チャイルド・ファンド・ジャパンの支援地域では、南カマリネス州の協力センター40が台風の進路下にあり、甚大な被害を受けました。支援を受けるチャイルドと家族の安否について、現在も確認を進めていますが、これまでに35世帯の家屋が全壊し、65世帯に部分損壊の被害があったことが報告されています。被害について新たな情報が入りしだい、ウェブサイトやフェイスブックでご報告します。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、食料の配布、家屋の修復などの緊急支援や、農作物の苗の配布などの生計支援を実施することを決定しました。また、元の支援地域であるアルバイ州(センター16)とカタンドゥアネス州(センター32)でも、大きな被害があったとみられ、緊急支援の実施を検討しています。
フィリピンでは、クリスマス・シーズンが一年でもっとも大切にされています。海外や都市から帰省する家族と一緒に過ごすクリスマス休暇が、大型台風26号によって奪われました。また、家屋を壊された人々は年末年始を家で過ごすことができなくなりました。
チャイルド・ファンド・ジャパンが行う緊急支援にご協力くださいますよう、心よりお願いいたします。
*チャイルド・ファンド・ジャパンは「認定NPO法人」として認定されており、寄付金控除が可能です。