第6回:クリスマス
チャイルドたちにクリスマスカードをご準備してくださったと伺いました。
こんな感じでどうでしょうか? アリアナちゃんとサイジルくんがドキドキしながらカードを受け取り、読んだときの顔を想像しながら書きました。チャイルドたちが家族や親族以外の人からカードを受け取る機会は少ないでしょうから、喜んでくれるといいなと思います。
キリスト教徒が多いフィリピンでは12月24日から25日にかけて、家族で教会に行き、ミサに参列する子どもたちがたくさんいますが、郷ひろみさんは子どもの頃、どんなクリスマスを過ごされましたか?
子どもの頃は、クリスマスの時期になると、街中が飾り付けで賑やかになり、クリスマスソングが流れ、「楽しいことがあるんだ」とワクワクした記憶があります。プレゼントは枕元に置いてありましたね。サンタクロースはどうやって家の中に入ってきたのだろうと思った時期もありました。歌手になってからのクリスマスは…毎年仕事が入っていますね。ちょうどディナーショーの時期なので、ファンの方々と交流を深める大切な日です。また、年末でもあるので、ぼくの中では「1年の締めくくり」という感じがします。
クリスマスは大切な人に贈り物をする時期です。
そうですね。クリスマスカードを通して、「遠く離れていても応援していること、見守っていること」がアリアナちゃんとサイジルくんに伝わることを願っています。贈り物というと、つい「物」を想像しますが、ぼくは「想いがこもった言葉」の贈り物もあると思います。「物」は壊れてしまうこともあるけど、贈られた温かい言葉は消えることはありません。ある程度の年齢にならないと、「物」よりも尊いものがあることに気付けないかもしれませんが、2人にはぼくのメッセージが伝わるといいなと思います。