支援地域への訪問
チャイルド・ファンド・ジャパンが加盟しているチャイルド・ファンド・アライアンスは、韓国、オーストラリア、フランス、アメリカなど11ヵ国の加盟団体によって構成され、連携しながら子どもたちへの支援活動をおこなっています。
先日、チャイルド・ファンド・インターナショナル(アメリカ)が支援活動をおこなっているタイへ出張し、バンコクから車で3時間超の地域にある支援地域を訪問しました。ある学校では授業が始まる前に朝食を提供するプログラムを実施したところ、子どもたちの栄養状況が改善したうえ、授業への出席率もあがったそうです。私たちが訪問した際のメニューは肉団子が入ったおかゆで、お友だちと話をしながら楽しそうにおかゆを食べる子どもたちの姿がそこにはありました。
おかゆを食べ終わった後、使った食器を自分たちで洗い、片づけます。
片づけが終わった後、それぞれの教室に向かいます。この朝食プログラムを実施してから、授業中の子どもたちの集中力が向上し、地域での学校ランクもあがったそうです。授業開始前の小学校1年生の教室の前を通ると、子どもたちが教室から出てきて、ご挨拶。朝食もしっかり食べ元気な子どもたちの賑やかな声が校内に響いていました。
(コミュニケーション・マーケティング部長 小保方)